いさくんの告白大作戦！！2

その後、諦めず手紙を渡そうとはしてみたものの、ヤギさんに食べられる、近くで火薬が爆発…等不運というか、呪いを疑いたくなるような事態が続いた。
「いさくー元気出せよー。」
励ます会、において唯一名前どおりの仕事をしている小平太が言った。

「うん…仕方ない…こうなったら…」
「「おっ！」」
「…みんな！小松田さんにそれとなく伝えてくれ！」

「…………………」

「なんで俺たちなんだよ！自分で言え！自分で」
「…だって…頼む！一生のお願い！」
「いさくぅ…」
「仕方ない。こうなったら一肌脱いでやろう。…この借り、忘れるなよ？」
「仙蔵は…キューピッドにしては黒すぎる…」

「「で？誰が言いに行く？」」

「小松田さん〜！」
「あ、小平太くん！どうしたの？」
「小松田さん、好きな人、いる？」
「好きな人？…んーと、お兄ちゃん吉野先生利吉さん…」
「他には他には？」
「えっと、事務のおばちゃん伊作くんヘムヘム、小平太くんも好きだよ！」
「わかった！ありがとう！おーい、伊作〜小松田さん、お前のこと好きだってさ〜！」

「…五位か…」
「おばちゃんに負けたな…」
「いや、ヘムヘムに勝ったことを喜ぶべきじゃないか？」
「…うるさぃよお前ら！」

to be continued…？

あとがき

うちのこへは基本的にとってもいい子です（笑）
さて、次回最終回です。